5/29/2014

オレゴン州ロードトリップ~シャスタ山麓にて~

オレゴン州旅行の続きですその1

5月22日の夜出発。テスラのスーパーチャージャーがマウントシャスタ・シティーにあるのでこちら、そこまで行き、シャスタ山の麓で宿泊する計画を立てました。



地図を見れば分かると思いますが、シャスタ山はカリフォルニア州北部に位置しています。シリコンバレーからは300マイル強(約500キロ)。途中、休憩も兼ねて車の充電を2回ほど行いました。実際、フル充電で出発すれば、途中1回の充電で目的地まで到達できるけど、山道もあることを考慮して、守りの充電で万全を期しました。

途中の山道で、昇天して道に横たわっている鹿らしき巨大な存在にぶつかってしまい、車に血がべったりと付着してしまうというトラブルに見舞われたわたしたち。深夜1時半、電気自動車なのにガソリンスタンドに車を停めて必死で血を洗い流す・・・と言う傍から見たら激しく怪しい人になってしまいましたが、通報されることもなく事なきを得ました。

この日は数時間寝るだけだったので、格安モーテルのモーテル6(一泊45ドル程度)に宿泊することに決定。パグ子、初のモーテル体験。モーテルに関して、「ドラッグに溺れた男女が立て篭もる」って感じのイメージを抱いていたので、ジョー太が「今日はモーテルでいっかぁ」って言ったときに軽くビビリましたが、良い意味でイメージに反して、普通の宿泊施設でした。格安なので、駐車場に置き去りにしたテスラさんが心配でしたが、傷を付けられたり、荒らされたりということもなく、無事に次の日の朝を迎えました。

モーテル6

モーテル6の部屋
安いだけあって、アメニティーグッズが無かったり、壁が薄くて隣の部屋の話し声が筒抜けだったり、ベッドのマットレスがしょぼかったりということはありましたが、日本のビジネスホテルみたいな煙草臭さも無かったし、全体的には満足かな。

前日は暗闇の中の到着だったので景色も何もわからなかったのですが、翌朝、目の前にそびえるシャスタ山を見たときは感動しました。

シャスタ山
富士山を思い起こさせる姿。伊豆育ちのわたしは、高い山があると不思議と心が落ち着きます。シャスタ山の標高は4300メートル超え。古来からこの地に住むアメリカ先住民の聖なる山として讃えられていたそうで、シャスタの名前も、先住民の部族の名前が由来だそう。

近年パワースポットがブーム(?)ですが、シャスタ山もパワースポットの一つらしいです。せっかくなのでそのパワーに肖ろうと思い、物欲も共鳴して、マウントシャスタ・シティーにある水晶屋さんに行きました(The Crystal Room)。

店内の様子
店内には水晶の他にも様々なパワーストーンが揃っていて、美術館のように展示されています。アートギャラリーも併設。物腰が柔らかく、感じの良い白人のお兄さんたちが接客してくれます。



この水晶の形や光の反射具合が気に入って眺めていたところ、ジョー太がプレゼントしてくれました。ジョー太さん、ありがとう。シャスタ山のパワーを内に込めています。


街を観光した後は、テスラスーパーチャージャーの近くの「Black Bear Diner」でブランチを食べることにしました。ブラックベアは家の近所で見かけたことが無かったのですが、現在62店舗あるチェーン店だそうです。そして、このシャスタ店が本店。

ブラックベア店内
店内は素朴な感じでけっこうかわいいです。ここの客層はほぼ100%白人。ベイエリアでよく見かけるアジア系やインド系やメキシコ系は皆無。同じカリフォルニアでも所変わればって感じですね。


ジョー太のパンケーキ
わたしのオムレツ
予想以上に美味しくて、すっかりブラックベアのファンになってしまいました。ちなみに、この次のテスラスーパーチャージャーの隣にもブラックベアがあり、2食続けてブラックベアで食べたわたしたち。さすがに、当分行かなくていいかも。

食後、充電満タンのテスラでオレゴン州に向けて出発。州境を越えると、少しずつ雲が増えてきて、天気が変わったことを実感。湿度も高くなり、カリフォルニアで乾燥しまくった肌には暫しの潤い補給といった感じでした。この日は直接ポートランドには行かず、ロスに勧められたオレゴンコーストを観光することにしました。

続く。

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