5/09/2014

悩ましき瞳の色・・・

皆さんは自分の瞳の色は何色だと思いますか?日本だと瞳のことを黒目って言うし、当然に黒いと思っている人も多いかと思います。わたしも今まで自分の瞳の色について深く考えたことはありませんでした。しかし先日、運転免許試験の申請書を記入していて「Eye Color」の項目に遭遇。なんて書いたらいいの~って非常に悩んでしまったのです。

一般的に、日本人は「Black 黒」じゃなく「Brown 茶」って書くべきだということは前回のブログで言及しました(前回記事)。「Black eye」だと「殴られてできた目の周りの黒いあざ」っていう意味になっちゃいますから。それに実際、以下の写真のように日本人の瞳の色って真っ黒ではなく、濃い茶色をしています。

一般的な日本人の瞳。ネットから拝借。
茶色だったら悩まずにBrownって書けばいいのに~って感じですが、わたしの瞳の色は平均よりも明るい色をしているので、周りの人から「黄色」とか「ライトブラウン」とか、たまに「ヘーゼル」だとか色んなことを好き勝手言われ続け、瞳の色不定状態になっていたのです。挙句の果て、ジョー太さんからは「ヴァンパイアの目」とか言われるし・・・。

ヴァンパイアの目の色。トワイライトから拝借。
ふたりでトワイライトを観た後は、ジョー太からヴァンパイアパグとか言われていました。まぁ、草食ヴァンパイアの方の色だからまだマシ。。。?(トワイライトでは人間の血を吸うヴァンパイアは赤い目の色です。どうでもいい知識ですが。ちなみにわたしたちは『ほぼトワイライト(原題Vampire suck)』が好きです。日本語のタイトルの付け方センスある)


こちら実際のわたしの瞳の色です(目だけのセルフィー気持ち悪いな・・・)。泣いたりして目が充血しているときは若干緑がかった感じになります。こうやって客観的に見ると、黄色っていうのが一番近い気がします。

なんか妙に瞳の色にハマってしまい(細かいことにハマるタイプ)ウィキを調べたところ、色の分類は虹彩異色症を除いてブラウン、ヘーゼル、アンバー、グリーン、グレー、ブルー、ヴァイオレットそしてレッドの8通りでした。瞳の色は虹彩の中のメラニン細胞が作り出すメラニン色素の量によって決まるらしいのですが、人間でも色んなバリエーションがあって面白いですね。

アメリカは多民族社会なので、本当に様々な瞳の色の人がいます。中学や高校生の頃、日本の学校に通っていて、「髪が茶色いから黒くしろ~」とか「カラコンを外せ~」とか先生からしつこく怒られて辟易していました。日本人にだって髪や目が黒っぽくない人はいるし、それは先祖代々から受け継いだ遺伝子が決める個性です。画一的な社会に疲れると、シリコンバレーの環境はすごく心地良い。自分が自分でいられる感じがします。

結果、わたしの瞳の色は「Amber 琥珀色」だということで落ち着きました。やっと分かった自分の瞳の色。しかし運転免許証の色の区分にアンバーは存在しないらしく、無残にも「Brown」の表示に訂正されてしまったのでした。。。悩んだ意味が無かったよ。

ちなみにわたしのことを散々からかっていたジョー太さんの瞳の色ですが、一点の混じりも無い完全な碧眼です。北欧系は青い瞳が多いですな。

ジョー太の瞳
なんか目だけ見ると恐いっすね(血走ってるし)。日光の下だと透けるようなブルーになるので、シベリアンハスキーみたいです。ちなみに、ブルーは劣性遺伝なので、ダークブラウンの瞳の人とブルーの瞳の人の子どもがブルーの瞳になる確率は極めて低いとのこと。仮に子どもができたらどんな色になるかちょっと楽しみだったりします。黄色×ブルーなのでグリーンとか?遺伝はそんな単純じゃないか・・・。

ジョー太の家族ですが、父も母も完全なブルーアイ。でも弟ロスだけはグリーンです。


去年の夏にロスたちが遊びに来たときのプリクラです(もう瞳の色とかどうでもよくなっちゃう感じの写りですが・・・)。左端がロスです。ジョー太と比べるとグリーンアイだってわかるかな。兄弟でも髪や目の色が違うって本当に面白いわ~。瞳の色の悩みから始まって、遺伝の不思議をつくづく感じた金曜の午後でした。

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