9/26/2014

カリフォルニア州運転免許証取得の道のり-完結編-

去る8月26日、カリフォルニア州運転免許実技試験に合格。七転び八起きってほどではないけど、予想通り一筋縄ではいかなかった免許取得の道のり、しかし諦めず、念願のカリフォルニア州運転免許証をゲットしました。こちらに引っ越してきてから一番の達成感!

これはわたしの合格体験記ですが、これからカリフォルニア州運転免許証を取りたいと思っている方の参考に少しでもなればと思います。

免許にまつわる過去記事:

日本での国際免許取得の記事

カリフォルニア州運転免許証取得の道のり-その1-


まず、カリフォルニア州運転免許証取得手続についておさらい。

1、筆記試験の予約
2、筆記試験
3、路上練習許可証の交付
4、実技試験の予約
5、実技試験
6、運転免許証交付

前回の記事では1~3について書きました。今回は4~6の手続についてです。

4実技試験の予約について
路上練習許可証の種類が「Permit(運転練習時に有効な免許保持者の同乗が必要)」の場合、DMVのサイトこちらから予約をすることができます。筆記試験時とは異なり、今回は「Behind-the-wheel driving test appointment」をクリックし、必要情報を記載後、希望のDMVの空きを確認して予約する流れとなります。

運転練習許可証の種類が「Temporary Driver License(日本の免許保持者で、その有効な免許をDMVに提示すると、テンポラリーライセンスになります。この場合、1人で車に乗って練習することが可能)」の場合、なぜかサイトで予約できません。何度かトライしましたが、You are ineligible to make a Behind-the-wheel driving test appointment online という表示が出てしまいました。そのため、表示された電話番号に電話するか、直接DMVへ行って予約することになります。

わたしは電話が全くもって人間につながらなかったため、痺れを切らして直接(憤慨しながら)サンタクララのDMVに行きました。もちろん事前予約はなかったのですが、悔しいから運転試験のアポイントの列(本来は運転試験の予約がある人が並ぶところ)に並んで、「ウェブで予約できなかったんですけど~なぜ?」と質問したところ、「テンポラリーライセンスの場合はできないよ。」とだけ言われ、その場で予約をしてもらいました。もっと詳しい理由を知りたかったのですが、後ろに並んでいる人がいる+深く掘り下げるための英語力が微妙+待たされずに予約できたからまぁいっか、ということで、とりあえず満足して帰宅。初めての実技試験は6月6日午前10時、ロスガトスのDMVに決まりました。

筆記試験合格後1ヶ月以上の練習期間があったので、スパルタジョー太先生の下、週末に毎に練習していました。

運転練習中の記事

5実技試験について
6月6日:結果から言うと、運転試験を受けることはできませんでした・・・。アメリカの路上試験は日本と異なり車持参なので、わたしはレンタカーで受けることにしたのですが、肝心な「レンタカー会社からのレター」という必要書類を忘れたというお粗末なミス。結局その場で次の試験の予約だけしてすごすごと退散。”初めて”の運転試験は7月8日午前9時、サンタクララのDMVに決まりました(また1ヶ月以上先~とがっかり)

実技試験を書類不備で受けられなかったときの記事


7月8日:今度こそは!と必要書類に抜かりが無いようにしました。

持って行くもの


(これが無ければ始まらない)
・Temporary driver licenseかPermit
(筆記試験合格後に色んな書類と一緒にホチ止めして渡されていると思うので、その束をそのまま持参すればOK)
なお、Permitの人は、1人では運転禁止なので、試験場に有効な免許保持者を同伴する必要があります。

☆レンタカーで受ける場合
レンタカー会社との保険契約書
レンタカー会社からのレター(前回はこれにやられた)

☆自分の車等で受ける場合
DMV発行の車の登録証
車の保険証

ちなみに、レンタカー会社からのレターとは・・・
レター
レンタカー予約時に、「運転試験に使用するのでレターが欲しい」と伝えると発行してもらえます。ただし、レンタカー会社によっては運転試験用に車を貸していないところもあるので事前に確認することが肝心です。わたしはエンタープライズで借りました。借りる際に、「試験頑張れ!」とか店舗の従業員みんなに応援されたりするので、嬉しい反面、軽くプレッシャーを感じたりします。

満を持して受けた試験、結果はクリティカルエラーで一発退場。。。赤信号右折のときに勢い良くまがった所、危険行為とみなされました。
採点表
減点方式で15点までが合格です。しかし、採点表左下枠のクリティカルエラーをしでかすとそこでもう終了。最後に試験官から次回に向けたアドバイスがもらえます。わたしの試験官は太目のメキシコ系のおばさんだったのですが、けっこうしっかりコメントしてくれました。「あんた、危ないわよ、しっかり練習続けなさいね!」と最後に言われました。

試験終了後、次回の試験の予約をします(切ない・・・)。再試験では手数料6ドルが必要です。1回試験に不合格になると、Temporary driver license が取り消されてPermitになってしまうので、以降、練習時には同乗者が必要になります。次回の試験は8月26日午後3時15分、サンタクララDMVになりました(予約がいっぱいで随分先の日付になっちゃいました)

練習時間がたっぷりあったので、ジョー太さんと一緒にサンタクララの試験ルート(サンタクララの運転試験はルートが大体決まっているようです。1回目の試験ではルート1、2回目はルート2でした)を走って練習しました。


より大きな地図で Santa Clara DMV driver's test routes を表示


8月26日:3度目の正直!と意気込んで出陣。
14時30分には到着していましたが、早すぎてまだ受け付けられないとの事だったので、15時00分頃にまた受付をしました。受付では、書類を提出して、右手親指の指紋採取をします。その後、車を試験スタートの地点まで移動させるのですが、長~い列ができていて、試験開始まで1時間以上車内で待たされました。。。というわけで、路上試験の日は後ろに他の予定を入れないほうがいいです。いつDMVから開放されるか時間が読めないので。

やっとわたしの番が回ってきた~とドキドキしながら車の運転席の窓を開け、エンジンを切って、試験官の指示に従い、

・方向指示器
・ブレーキランプ
・ワイパー
・ライト
・イマージェンシーライト
・デフロスター
・イマージェンシーブレーキ

の確認をしていきます。レンタカーの場合、事前に確認しておかないとものすごく焦ることになるので気をつけてください。

最後にハンドシグナル。左手を窓の外に出して、ひじを曲げて「ライト」、伸ばして「レフト」、斜め下にして「ストップ」と自分で声を出しながらやります。

確認終了後、試験官が車に乗り込んできていよいよ出発。緊張感が甚だしいのですが、とにかく自分の運転に集中することが大切です。試験では、華麗な運転テクニックではなく、安全性を審査されるので、慎重に、安全に運転することが肝要。①適正なスピードで、②何回か安全に車線変更をし、③歩行者等に注意を払いながら右左折をし、④周囲に注意を払いながらプルオーバー(路上駐車)をし、そこから⑤路上に復帰。そして無事にDMVに戻ってきてパーキングできればOK。サンタクララでは縦列駐車も無いし、坂道駐車・発進とかも無いので、極めてシンプルです。基礎を押さえて、日本と異なるルールに気をつければ大丈夫。って受かると言えるけど、落ちるときは本当にあっけなく落ちるので、その場合、あきらめずに練習あるのみです。あと、確認のアクションはオーバーすぎるくらいでいいと思います。

ミス6個(それでもミスあり・・・。受かればいいのよ~)で無事合格。試験官から「おめでとう!!」って言われて、抱きつきそうになっちゃったわ。とっても幸せな瞬間でした。

6運転免許証交付について。その後、DMVで本免許が届くまでの紙免許をもらい、手続完了。本免許は通常2~3週間で届くらしいです。わたしの場合、運よく1週間ちょっとで届きました(中には数ヶ月経ってもまだこないというアメリカらしいトラブルがあるので、その場合はDMVに問い合わせた方がいいです)

Ta-dah~~こちらがわたしの免許です。写真はね。。。日本と一緒で容赦なく撮影されるからアレなんですが。恥ずかしいんでアプリ加工して怪しくしてあります。


以上、DMV騒動でした。これから免許に挑戦される方々、頑張ってくださ~い。

9/12/2014

2014年夏ウィスコンシン州帰省~5周年記念~

ウィスコンシン州帰省中に、わたしたちの「出逢い記念日」がありました。初めてお互いに会った日。あれから5年。驚くほど時が経つのが早い!

あの頃ジョー太は観光ビザで東京観光をしていて、わたしは司法試験後で気晴らしに伊豆の実家に帰ってたっけ。ネットで出会って一ヵ月後に伊豆まで会いに来てくれたジョー太さん。バックパック背負っていて、いかにもアメリカ人って感じだわ~っていうのが第一印象でした(わたしの中のアメリカ人のイメージ=バックパック)。激しく恋に落ちたってわけじゃなかったけど、ジワジワと感情が高ぶっていき、いつの間にかかけがえの無い存在になっちゃったね。

5年間、お互い寄り添って色んなこと経験してきました。人種も性別も生まれ育った国も違うのに、お互い信じられないくらい似ていて、相手の気持ちがいつも手に取るようにわかって、感情の全てを共有してきました。ジョー太さんはわたしにとって、恋人兼親友兼双子兼父親って感じで、スイスナイフまたは万能包丁のような存在。これさえあれば、わたしは世界中のどこでも生きていけますわ。

記念日当日、マディソンの中ではこじゃれている部類のレストランに行って、ふたりでモヒート飲んで酔っ払いました。そしてわたしは酔っ払った勢いでジョー太さんの笑顔の写真(写真を撮るときに不自然で恥ずかしいからと言い笑顔を見せないジョー太さん。彼の笑顔写真は貴重なのです)を集めて携帯のアプリで編集。こんなの作っちゃいました。


完全に自己満足。ジョー太から「気持ち悪いわ」って言われながらも、携帯の壁紙にしております。

あと5年でスイート10じゃんって友達に言われて、急にふたりの歴史の長さを実感しました。10年後も20年後もジジババになってもこの先ずっと一緒にいたいわ。この前、英語の授業で、「100歳の誕生日に何していたい?」っていう質問をされて、「103歳のジョー太と一緒にデート」ってクラスメートの前でノロケを炸裂させたわたしです。

こんなノロケ記事にてウィスコンシン州滞在記も完。

9/03/2014

2014年夏ウィスコンシン州帰省~ウォータースライダー挑戦~

ちょっと日が空きましたが、ウィスコンシン州帰省記事の続きです前回までの記事

コンサートやらパーティーやらの合間に、夏っぽい遊びに出かけてきました。ウォータースライダーです。朝早く弟ロスに叩き起こされて、言われるままに水着を着て、車に乗って約40分、Noah's Arkという全米一大きなウォーターパークに到着。


いかにも観光地って感じの建物(インチキローマとか、そこはかとなくダサい)が乱立している中、お目当てのウォータースライダーが見えてきました。ウィスコンシン州には何度か行っていますが、まさかこんなウォーターパークが存在するとは!冬のクソ寒いイメージが強かったので、ちょっとビックリ。


ここには大小(長短)合わせて13のウォータースライダーがあります。パグ子、激しくビビリなので、基本的にこの類の遊びは苦手なのですが、弟ロスから「無理はしなくても良い、でも恐怖に打ち勝った自分と逃げた自分のどっちがいい?もし恐怖を克服できたら、尊敬するな~。」なんて言われて、柄にも無くやっちゃいましたよ。。。手始めに距離も短いものから。それでも水の勢いが凄くて、それなりにスピードがあるため、滑り落ちるときに胸の辺りがスッとなる思いをしました。周りの子ども達がニコニコ滑っていく中、わたしだけギャーとか叫び声を上げてて恥ずかしかったわ。

何回か滑っているうちに少しずつ慣れてきたので、ジョー太とロスに促され、3人で滑るCongo Bongoというスライダーに挑戦することにしました。これはわたし的に恐怖の限界の域に近いか少し越えてるような高さと距離だったので、始終へっぴり腰。浮き輪に乗り込むあたりから、もう心臓がおかしな状態になりかけていたのですが、goの掛け声とともに係りの兄さんに思いっきり浮き輪を押され、もう奈落の底へ落ちるかのような気分。わたしの引き攣った顔を見て笑うジョー太とロス。呪ってやろうかと思いました。。。わたしの悲鳴が轟き、周りのお客さんもちょっと不安げな表情になっていました。恐がらせてごめんなさい。

その後、わたしはウォータースライダーを引退することにし、専らジョー太とロスが滑り落ちるのを見ていました。男たちは年甲斐も無くはしゃぎまくり、アメリカ一長いウォーターコースターのブラックアナコンダに挑戦。雄叫びとともに勢い良く、アナコンダの口から飛び出してきました。


思う存分遊んだ後はディナータイム。ロスお勧めのレストラン、The Cheese Factory Restaurantへ。最初、チーズケーキファクトリーのパクリか!?と思いましたが、全く別物、ヴィーガンのレストランでした。肉肉肉って感じのウィスコンシン州では珍しいヴィーガンレストラン。なのに名前にはチーズ。


スイーツも充実しています。


豆腐スティック。地味な見た目に反して良い味してました。


野菜たっぷりで健康的。


このサラダも絶品。


外観もかわいいですね。今までウィスコンシン州で行ったレストランの中で一番美味しかったと言えるかも。次回帰省時にも絶対行く~って感じです。

以上、童心に帰って遊んだ一日でした。その後の筋肉痛で歳を実感したけど。。。