5/18/2014

初美容院体験

今週は華氏90度(摂氏だと32度くらい)越えの真夏日が連続しました。バス待ちしているときの知らない人との立ち話やスーパーのレジのおばちゃんとの会話(ベイエリアの人はとても人懐こいので、知らない人がガンガン話しかけてきます。また、スーパーのレジで軽い世間話もします。警戒心の強い関東人のわたしは最初ドギマギしましたが、最近では慣れてきて適当に返答しています)でも、「今日は98まで上がるそうよ~」と気温が専らの話題。華氏についてイマイチ感覚がつかめていなかったわたしですが、さすがに90越えると暑いのね。。。と体で覚えてきました。

そしてこうも晴れの日が続くと気になるのが干ばつのこと。カリフォルニア州は現在記録的な大干ばつの真っ只中で、乾燥した空気が大規模な山火事の原因になるなど、非常に深刻な状況なのです。雨だらけのシアトルからやってきた当初は、このカラッと晴れた天気が天国のように感じたし、実際に生活していて雨が降らない方が気持ち良いんだけど、災害や農家等のことを考えると、少しくらいシアトルの雨を分けて頂きたいわって気持ちになります。

暑い上に水不足。シャワーの水もムダにできない。そこで、涼しさと洗髪時の水量削減を目的として、長く伸びきった髪を切ることにしました。

もちろんアメリカ入国後初の美容院。失敗談はよく耳に入ってくるので、美容院選びは慎重に。ありがたい事にベイエリアには数多くの日系の美容院があるので、日系の情報誌を読んだりネットで情報を集めたりして、日本の美容院と同等の技術力がありそうな場所を近所で見つけました。ただ、実際に切ってもらわないと良し悪しを判断できないので、初めての美容院に行くときはいつも賭けをするような心境になります。

全予約制なので、ネットで予約をし、当日までちょっとドキドキしながら過ごしました。


こちらがBefore。余裕で髪ブラできまっせというロングヘアーです。髪長かりし時代の最後の写真ですが、撮ってくれる人が誰もいなかったので、セルフィー。元々はストレートですが、何度かデジタルパーマをかけたので、下のほうはニョロニョロとうねっているし、カラーも度々しているので、けっこうなダメージヘアでした。髪質はものすごい猫毛。絡まり具合ハンパなし。冬はマフラーと静電気により、首の後ろに大きな毛玉ができて、半泣きでジョー太に助けを求めたこともありました。思い返すと長い髪で良いこと無かったじゃんって感じがしなくもないです。。。

予約時間少し前に美容院に到着。日本人の美容師さんに「いらっしゃいませ」と迎えられて、日本にいるような錯覚に陥りました。ここの美容院の美容師さんはほとんど日本人で、客層もほとんど日本人という感じ。ただ、今回わたしは担当を指定しなかったので、唯一のアメリカ人の美容師さんがわたしの担当になってしまいました。彼女は日本語が通じないため、まさかの英語でのオーダー。わたしは日本にいた頃から、美容院に行くときは事前にイメージ画像をネットで拾って持参していたのですが、今回はこの画像持参にかなり救われました。

日本語がわからない美容師さんで良かった事は、無理をして話をしなくて済んだこと。わたしは雑談力が激しく低いので、日本にいる頃から美容院での会話が非常に苦痛でした(美容師さんごめんなさい)。髪をいじられている間、雑誌に目を落としている素振りをしながら、密かに周りの日本語の会話を聞いていたのですが、これがけっこう面白い。アメリカ生活の愚痴を延々と話している人もいれば、プライベートなことを周りの目お構い無しで話す人など本当に色々。ただ、共通していることは、所々に英単語が入っていて、ルー大柴のようになっていること。「それがすごくweirdだったんだよね~」みたいに。でもこれ、わからなくもないんですよね。わたしも渡米後まだ時間が経っていないにもかかわらず、たまに英単語の方が出てきやすかったりするから。一方、ジョー太さんは日本語と英語の切替が上手で、混ざることがほとんどないので、こやつなかなかやりおるなと感心しています。

2時間後、鏡の中の自分は別人のようになっていました。シャンプー時にヘッドマッサージも付いていたり、至れり尽くせりのサービスを受けて、心身ともにリフレッシュ。値段はベイエリア価格で日本と同じかちょっと高いかな~って感じでしたが、次もこの美容院にしようと思います。


ボブになってすっきりさっぱり頭が軽い。洗髪も楽になって、節水もかなりできています。真夏日と干ばつに背中を押されてのヘアカットでしたが、周りからも「20歳若く見える」とか、んなわけないだろ的な事を言われて、それでもちょっと嬉しかったりしてほくそ笑んでいる今日この頃です。

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