4/02/2014

アメリカ引越大作戦~荷物との格闘~

引越貧乏、正にその通り!と開き直って笑ってしまうくらい、今まで多くの引越しをし、その度にあれやこれやとお金が飛んでいった過去を持つわたしですが、今回の引越しは、ある面で成功、ある面で失敗という悲喜交々の体験になりました。以下では、引越作業について荷物等のことを中心に書きたいと思います。

駐在員の方など、国際引越しの場合、国際引越しパック的なものを使用するのでしょうか?会社が全部手配してくれたりするのでしょうか?会社や境遇にも依りけりかと思いますが、わたしたちの場合は、ジョー太の会社から引越費用がボーナスという形で支給されて、そのお金をどのように使うかはわたしたち次第という自由な(自由すぎる)形でした。もちろん、余ったお金は懐に入るというわけで、なんとか節約しようと画策。

引越しパックは高いという印象があったので(&過去に本社に移った友達たちも引越しパックを使っていなかったので)、自分たちでパッキングして、船便と当日の預け荷物&手荷物でなんとかしようという話に落ち着きました(家具や家電は全て日本に残して、アメリカで新たに買うことにしました)。

船便については、郵便局の国際小包船便を利用することにしました(郵便局の国際小包について詳細は→ここ)。長さ1.05メートル以内、長さ+(高さ+幅)×2=2メートル以内のダンボールを数個用意し、「マウンテンビュー行き」、「ウィスコンシン(ジョー太実家)行き」の荷物に分けて、すぐに使わないもの、捨てたくはないけど引越し先で使用しないものなど、それぞれのダンボールに放り込んでいきました(あまり考えず、直感的に)。

結果、規定の30キロギリギリの小包3つ(1つ13,750円)、21キロの小包2つ(1つ10,950円)で合計63,150円でした。

その他、パグ子の思い出の品等はダンボールに入れて、ソファー、テレビ、洗濯乾燥機、テレビ台、ジョー太自転車等と一緒に、クロネコヤマトの単身引越しサービスで伊豆(パグ子実家)へ送りました。全部で48,000円でした(ソファーが大きかったため、プラス料金が発生した)。

クロネコヤマトで荷物を伊豆に送ったのが2月23日(日)。国際小包を郵便で送ったのが3月1日(土)(本当に全てギリギリ・・・)。

最後に、引越し直前まで使っていた品を3月2日にゆうパックでパグ子実家に送りました(2,100円)。

送付系の荷物はここまで。後は当日に預け荷物&手荷物として持っていく荷物と、日本でお別れするもの(実家に送らない家具、家電等)の片付け。

預け荷物にはジョー太のデスクトップPCやプレステも入れました(細心の注意を払って、一か八かで。今のところ、壊れていません)。わたしたちはシンガポール航空を利用したのですが、1人2個まで無料とのことだったので、合計4個、23キロになるまで本当に限界まで詰めました。

手荷物については、1人1個とのことでしたが、ジョー太のデカイ袋に色んなものを詰めて、帽子は被って、重ね着しまくりで挑んだところ、何も言われずに搭乗する事ができました。

預け荷物と手荷物
大荷物です
出発の日、朝から霙交じりの悪天候の中、これらの荷物を持って山手線に乗って本当に辛かった・・・(しかも、わたしが荷物を落として電車に挟まれそうになっても、誰一人として声をかけてくれず、車掌さんすらも早く下りてくださいとか言ってくるし。。。日本の最後の瞬間、ちょっと日本人(東京人)って冷たいよねーと寂しい気持ちになったのでした)。

日本でお別れ(処分)する家電等については、ちょっと・・・いや大きな失敗をしてしまいました。大切に使用していた愛着あるものだし、まだ使えるものは必要とする人に譲りたいという思いから、貰い手を捜していたのですが、全部欲しいと名乗りを上げていた会社の友人が、「奥さんに相談したらやっぱりちょっと・・・」ということで直前になってキャンセルしてきたのです。そのため、急遽ポストに入っていたチラシからリサイクル業者を選んで引き取ってもらおうとしたのですが、ジョー太がチラシを間違え、リサイクルではなく廃品回収の業者が来てしまったのでした(3月2日の出発前の予約だったので変更できなかった)。結果、愛着ある家電や家具たちはゴミとなり、更に引き取りの料金を12万円も取られるという・・・痛すぎる出来事でした。

何度も書きますが、もっとゆとりを持って準備すればこのような事態にならなかったと思います。でも、もう起きてしまったこと。悔しいときはジョー太とふたりで「全部○○(貰ってくれなかった同僚)のせい!」と呪文を唱えるように責任転嫁しています。

こうして、無事(?)国際引越しを終えたわたしたち(タイトルで大作戦とか言っていますが、全く作戦なしの行き当たりばったり引越しでした・・・)。家族、親友をはじめ本当に色々な人の助けがあってやっとこさここまでこれました。もう引越しはしたくない・・・と言うのが本音ですが、また日本に戻る可能性もあるし、アメリカの中で引越しをする可能性もあるので、引越しの度に、少しずつでも賢くなっていきたいと思う今日この頃です。

次回からアメリカ入国後のことを書いていきたいと思います。

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