6/21/2014

オレゴン州ロードトリップ~フッド山~

オレゴン州旅行の続きその1その2その3その4。この旅行記、ずっと引っ張り書き続けていますが、今日が遂に最終回です(最近オフラインの生活に活気があるため、なかなかブログを更新できず、カリフォルニアでの日常の記事は完全に後回しになっています。。。ちなみにツイッター(@pugslog)ではそこそこ頻繁に日常生活について呟いてますので、もしよろしければ見てやってください)

ポートランドを後にして、向かった先はフッド山。シャスタ山やレーニア山にも似て、頂に雪を残したフッド山の姿はポートランドからも望めます。日系人の間では「オレゴン富士」とか呼ばれているそうで、とにかく日本人は富士山が懐かしくて仕方がないのね~って感じですが、例に漏れずわたしも富士山を思い浮かべました。標高は3429メートル。




わたしたちは、5月24日から26日までフッド山の麓のロッジに宿泊しました。全部ジェイコブが手配してくれたので、わたしたちは行って寛ぐだけ。

寛ぐ皆の衆
ロッジに着いてビックリ、想像以上に広くて綺麗で、ベッドルーム・バスルーム4つ、外にはホットタブも付いているなかなかの豪邸。広い窓からは眩しいほどの緑。自然の中にいる~って感じでとてもリラックスできました。二日間のモーテル生活の後だったので、余計に有難味があったわ。

夜、遅れてジェイコブの奥さんマギーが到着(シアトルから電車でポートランドまで来たとのこと)。この日はみんなそこそこ疲れていたので、少しお酒を飲んでグータラしているうちに眠ってしまいました。

翌25日、朝(と言っても9時半過ぎ)起きると、ジェイコブからこの日の計画が発表されました(ってそれほど大それたものではないけど)。ジェイコブが焼いたホットケーキとジョー太が作ったスクランブルエッグを食べた後(なぜか男たちが料理を頑張ってた)、車2台で「トリリウム レイクTrillium Lake」へ。

トリリウム レイク
この日は雲が多くて、残念ながらフッド山の頂を望むことはできませんでしたが、それでもとても良い眺め。子ども連れや犬を連れた人で賑わっていました。と、到着後すぐにトイレに行きたくなったわたし。キャンプ場などのトイレはワイルドな印象なので避けたいところですが、頑張れ膀胱という励ましも空しく、我慢の限界を感じたので渋々トイレに行くことにしました。まぁ、トイレがあるだけマシよね。。。ということで、自然の中の所謂落下式便所を体験。スッキリした後は湖周辺のハイキングコースをみんなで歩きました。


ジェイコブ撮影のわたしたち。正直怪しい。特にジョー太が。日焼け対策でフードを被っていたのが災いして、自然とミスマッチな不振人物になっています。みんなで、誰かに似ているよね~という話になり、結果似ている人が判明。

セオドア・カジンスキー、通称ユナボマー。アメリカの数学者兼犯罪者。所謂爆弾魔です。この絵は、容疑者として公開されていた似顔絵。この似顔絵にジョー太さん似ている。。。ユナボマーはもう逮捕されていますが、逮捕前だったら通報されていたかも・・・。

話はそれましたが、自然の美しさに話を戻します。この日、アーロンがどうしても釣りをしたいと言うので(やりたいことは主張する。うん、アメリカ人)、彼が魚を釣ってリリースしている間、わたしたちは湖の畔で彼を待ちながら歓談。


ハイキングコースはあるものの、自然を壊さない形で作られているので、動物たちを身近に感じることもできます。これはビーバーの巣かな。綺麗な青い羽の鳥もわたしたちのすぐ近くまで来て、サンドイッチのカスを啄ばんでいました。なかなかちゃっかりした鳥。


愛犬家もたくさんいました。良く見ると2匹が乗っています。ライフジャケットも着て本格的。一生懸命バランスを取っている姿がとてもかわいい。

湖の周りを一周しハイキングを終えた後、また車に乗り、「ティンバーラインロッジ Timberline Lodge」に向かいました。どんどん窓の外が雪景色に変わってく~。このロッジ、ウィンタースポーツをする人に特に人気があるのだろうけど、わたしたちみたいにウィンタースポーツをやらなくても、歴史的なロッジに滞在して、美しい雪景色を眺めているだけで十分に楽しめる場所だと思います。ちなみに、ウェディングサービスもあるそうです。


ジェイコブとマギー。高校生のときから付き合っていて、途中の遠距離時代も乗り越えて3年前に結婚。もうシアトルからミシガン州に引っ越してしまいましたが、またクリスマスのときに会えるのが楽しみです。

ロッジで寒さに震えつつ雪景色を堪能した後は、わたしたちの宿泊先のロッジに戻り、アーロンの手作りピザを食べながらビールを飲みました。良い感じに酔っ払ったので、ガレージにあった卓球台でビアポン大会。


卓球台の上のビールのグラスにピンポン球がかすったら一口飲む。グラスの中に球が入ったらいっきする、というルールで、いつもの如くバカな遊びに興じたわたしたち。結果、みんなグダグダに酔っ払って、その状態でホットタブに入り、夜中まで騒ぎ倒しました。山の中の一軒屋のようなところだったので、ご近所迷惑になる心配がなくてよかったよかった。

翌日16日昼前、若干の二日酔いを抱えながら、ロスたちはシアトルへ、わたしたちはカリフォルニアへ帰路に就きました。約1400キロを一日で運転。ほぼ一本道だったし、タイミングよくスーパーチャージャーで充電できたので、順調に帰ることができました。それでも到着は夜中の1時過ぎ。ジョー太さん、本当にお疲れさんって感じです。

そして、電気自動車テスラさん、道中、航続距離の不満や電気切れ等のストレスを一度も感じさせることなく、平均速度120キロで文句なしのパフォーマンスを発揮してくれました。スーパーチャージャーでは色々なテスラオーナーとの交流も生まれたし、わたしたちのロードトリップを本当に楽しいものにしてくれました。と、かなり擬人化しちゃっていますな。ジョー太さんは、今年の冬、スーパーチャージャーの設置が進んだら、ウィスコンシン州までテスラで行くことを計画しているそうです。果たして実現するか、乞うご期待。

旅記事が続きましたが、わたしたちは来週末からまたカリフォルニアを離れ、ウィスコンシン州のジョー太実家に滞在する予定。さすがに今回は飛行機で。独立記念日の花火をマディソンで観る事になりそうです。ロスも一緒に滞在予定。3年ぶりのマディソンの夏、今から楽しみです。

オレゴン州旅行、完。


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